岡:クリエイティブを何十本、何百本とまわして、その中で効果のいいものとコピーを掛け合わせて、メニュー自体も単一のメニューじゃなくて、これとこれとこれもあって…と、詳しく説明したんですよね。
赤:そうです。これを社内のメンバーだけで運用するのは非現実的だなと思い、運用をお願いすることにしたんです。岡弘さんとはその前にも何度か別の案件で組ませていただく機会があり、腕は確かだと分かっていました。
岡:案件を一緒に行う前に、フットサルとかやっていたよね(笑)。
赤:そうでした、初めて会った時にお互いサッカーが好きっていうので盛り上がって。もう10年くらい前になるよね。
岡:そうだね、それくらいになるかと。
赤:最初の打ち合わせの時から、岡弘さんはやっぱり頭が切れる印象がありましたね。瞬時に情報整理ができて、スピード感を保ちながら無駄がなく簡潔で。マクロを見ながらミクロも見られるという感じで。
岡:あっ、ありがとうございます! 当時は2〜3ヶ月に1回は飲んでいたよね。
赤:なので、そもそも岡弘さんという個人に対する信頼が、ベースとしてまずあったんですよ。僕はインターネット広告の代理店への発注を決める時に、有名な会社かどうかという知名度や組織の規模は関係ないと思っていて。
いくら大手でも担当者のスキルが足りなかったり、信頼関係が築けていなかったりすると、絶対に結果が出ない…。担当者が「いかにがんばってくれるか」「真摯に向き合ってくれるか」が大事。もっと言うと、クライアント本人よりクライアントの商品を理解しながら取り組む、というくらいじゃないと。
だからココラブルという会社が、立ち上がって1年目であろうとまったく関係なくて、「岡弘さんにお願いしよう」と決めましたね。
岡:またまた、ありがとうございます(笑)。そう言ってもらえると嬉しいです。
特にクライアントよりクライアントの商品を理解する、ということはいつも考えてやっているので、そこを見てもらえているのは嬉しいですね。
僕は赤坂さんやエウレカっていう会社に対してすごく思い入れがあったし、この会社が次のステップに向けて死ぬ気で取り組もうとしているものに関われるというのは、なんかこう、会社は違うけど一緒になって向き合えて嬉しい、って感じでしたね。